旅先で、あるいはたまたま都内を歩いていて、目を引かれるものに教会の建物があります。
大きなものでは、古いものとして御茶ノ水のニコライ堂として知られる日本ハリスト聖教会東京復活大聖堂(写真)、新しいものとして目白台に聳え立つカトリック東京カテドラル聖マリア大聖堂などがあります。
でも、どこか心を引かれる建物が、名も知れぬ小さなキリスト教の聖堂、教会堂、あるいは礼拝堂です。
このブログはこれまでに私が訪ねたカトリックや聖公会の聖堂、プロテスタントの教会堂、あるいはこれらや他の施設の内外にある礼拝堂を、紹介して皆様にもその美しさを知っていただこうとするものです。もっとも私の写真の腕が、そのレベルに達しているかどうかという不安は残っていますが。
お断りしておきますが、私はすべての信仰を持たない人間です。このことは、私自身にいくばくかの人間としてのひけ目を感じています。また、キリスト教の信仰をお持ちの方々に対しては、信仰も持たずに建物だけを鑑賞することに申し訳なさを感じています。
しかし、この無信仰な私が宗教的な施設に心を惹かれるのは、そういう施設を作り上げてきた信仰深い人々の真摯な心が、その施設の姿かたちに現れているからだろうと思っています。
このブログの写真や、建物の情報については、こころよく建物の中に入らせてくださり、撮影を許してくださり、さらには色々な説明をし、資料を下さった、各教会の牧師の方々や、関係者の方々に心からの感謝を捧げたいと思います。信仰を持つ方々の心の優しさ、心の広さに大きな感銘を受けたことも記したいことの一つでした。
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