2009年10月21日水曜日

日本聖公会東京諸聖徒教会

 文京区千石に国の登録文化財で、アメリカ人建築家John van Wie Bergamini (1888-1975)の設計によって昭和6年に建てられた教会があると聞いて、行ってみました。このバーガミニという人は聖路加国際病院、 立教学院校宅11号館・12号館(旧宣教師館)、 立教女学院、平安女学院昭和館などの設計に携わったときいています。

 住宅街の中にひっそりと立っている教会でした。小さな教会なのに、鐘楼がついていました。




入り口の上についていた飾り


 側面です。ここも幼稚園が併設されているようです、

 中から美しい音色が流れてきたのに惹かれて、中に入れていただきました。
 天井の濃褐色と白い漆喰が美しいコントラストをなしている礼拝堂で、オーボエ演奏家でドイツで活躍しておいでの、及川寛繁さんが奥様の伴奏で練習中でした。日曜日の礼拝のときに演奏なさるとのことでした。

壁面は優しい感じの美しい絵で飾られていました。


 幸運に恵まれ思わぬ名演奏を聴くこともでき、穏やかな気持ちに包まれたひと時でした。

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