日本聖公会川越キリスト教会の現在の礼拝堂は大正12年(1921年)に建造されました。ウイルソン設計のゴシック様式、レンガ建てで、内部は木製の二重合掌造り、教会の伝統的な構造をとり堂全体が船の形をとっているそうです(この教会のホームページ
http://kawagoe-seikoukai.org/ による)。
近代主要名建築(日本建築学会)、登録文化財(文部科学省)、都市景観重要建築物(川越市)
教会正面(無粋な電柱が美観を損ねています)

礼拝堂側面

蔦に覆われた正面入り口と塔

壁面の小さな窓(煉瓦の焼きむらが趣を添えています)

側面の窓
舟形をした礼拝堂内部(天井の木組みが見事でした)

礼拝堂内部側面

説教台とパイプオルガン(演奏中でした)

草刈徹夫製作で1996年に設置されたそうです
洗礼盤
献金箱は仏教のお寺や神道の神社の賽銭箱とは違って、どこの教会も慎ましやかに目立たないように置いてあります。慎ましさというのは日本の宗教では無視されているのでしょうか。あるいはお金に対する考え方の違いでしょうか。

この教会の前にある佐久間旅館には、数十年前、上福岡の住んでいたころに原稿を書くために泊まりこんだことがありました。懐かしい場所です。
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